法科大学院概要About us

研究科長挨拶

駒澤大学法科大学院は、「人に寄り添う法曹」「社会と繋がる法曹」を育てます。

駒澤大学大学院 法曹養成研究科長 青野博之駒澤大学法科大学院は、曹洞宗開祖の道元禅師の「修証一等」(「修」とは「智慧(物事の本質の洞察)」と「慈悲(あらゆるものを大切に扱う心)」による自己形成をめざすいとなみをいい、「証」とはその理想の姿をいう)、すなわち修行と悟りは一体である、理想の「証」は日々のいとなみである「修」の中にこそ活きているとの教えを、教育?研究の理想的なあり方として「行学一如」すなわち自己形成を目指す「行」と学問研究である「学」とは一体であると表現し、建学の理念としています。

法科大学院設置の理念である「理論と実務の架橋」は「行学一如」そのものにほかなりません。駒澤大学法科大学院は、「行学一如」を、「実務と理論の一体性」として展開し、これを架橋する教育をおこない、もって、仏教の高い倫理観に基づき、人間や社会のあり方に関して広く関心をもち、多様な分野における社会貢献を通じて、不断の自己研鑽に努め、人や社会に対する共感能力、深い洞察能力を高めることができる「人に寄り添い、社会と繋がる法曹=駒澤法曹」を養成することを社会的使命と考えています。

この教育の理念に基づき、入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)、教育課程編成?実施の方針(カリキュラムポリシー)、及び学位授与の方針(ディプロマポリシー)の3つのポリシーを策定し、社会的使命を果たすべく、進化を続けております。

2014年度以降の進化として、9月(後期)入学制度?半期セメスター制度の導入、各種奨学金の充実、法律基本科目の学修を強化したカリキュラム改革、入学試験制度の改善などを行なってきました。

さらに、2018年度からは、新たな奨学金の導入など奨学金制度を一層充実し、本法科大学院での学修を支援します。

また、2016年度下期には、厳格に改定された認証評価基準のもとで3巡目の認証評価を受審し、「適合」判定を獲得することができましたが、これからもさらなる改革?改善を続けていきます。

わたくしたち教員?職員?出身法曹が一丸となり、少数精鋭教育を活かして、基礎的知識の修得からより高度な内容へとスムーズに学修を進め、皆さんの法曹への夢を実現できるよう全力で支援しています。

駒澤大学大学院 法曹養成研究科長
青野 博之