硬式野球部

DATE:2024.04.09硬式野球部

香田新監督始動! 開幕戦白星スタート

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開幕投手として好投した髙井(撮影?武藤亘輝)
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逆転適時打を放った角田(撮影?井上義郎)

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リーグ戦初スタメンで初安打を放った大谷(撮影?小川裕貴)
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8回から好投した仲井(撮影?小川裕貴)

東都大学野球春季1部リーグ対中大1回戦が4月8日、明治神宮野球場で行われた。
結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
中大 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
駒大 0 0 2 0 0 0 0 0 × 2

◆打者成績
守備位置選手 (出身校)
1 [6] 工藤 (弘前南) 3 2 0
2 [5]→[3] 平井 (日本航空) 3 0 0
3 [4] 角田 (昌平) 4 3 2
4 [9] 渡邉(旭) (仙台育英) 4 2 0
5 [8] 三方 (創志学園) 3 0 0
H→[8] 西田 (享栄) 1 0 0
6 [D] 秋川 (常総学院) 2 0 0
H→[D] 出村 (星稜) 1 0 0
H→[D] 鳥山 (常総学院) 1 0 0
7 [3] 柳野 (大阪桐蔭) 2 0 0
H→[5] 原 (中京大中京) 0 0 0
8 [2] 真鍋(蒼) (履正社) 2 1 0
9 [7] 大谷 (昭和学院) 3 1 0

◆投手成績
投手(出身校)被安自責
?髙井 (広島商業) 6 1/3 26 4 1
中山 (筑陽学園) 2/3 1 0 0
仲井 (下関国際) 2 8 4 0

ついに東都大学野球春季リーグが開幕した。先発の髙井駿丞(経4)は初回先頭を打ち取ると、続く打者に先制本塁打を浴びた。打線は好機を作るも、得点を奪えずむかえた3回先頭のリーグ戦初スタメン⑨大谷海人(経4)が左安で出塁すると、①工藤波音(政4)が遊前安打、②平井友弥(政4)が犠打で送り、1死二、三塁の好機に③角田蓮(法4)の右前適時打で2点を追加し逆転する。投手陣も再三のピンチを作るも、要所要所をしのぎ開幕戦勝利を収めた。

◆戦評

昨秋1部復帰を果たした駒大。春季リーグより香田誉士史新監督体制が始まり、開幕戦白星発進で勢いをつけたいところだ。

先発の髙井は先頭を打ちとると、続く②繁永(中大)にレフトスタンドに突き刺さる本塁打を浴び、先制を許してしまう。

打線は初回裏の攻撃で①工藤が四球で出塁。②平井は遊飛に倒れるも、③角田が中安、相手の捕逸の間に1死二、三塁の好機を作る。しかし④渡邉旭(現3)が三振、リーグ戦初スタメンの⑤三方陽登(心4)が会心のあたりを放つも、遊撃手正面のゴロに倒れ、得点を奪えない。

逆転したい駒大は3回裏こちらもリーグ戦初スタメン⑨大谷が左安で出塁。①工藤の遊安②平井の犠打で1死二、三塁に好機を広げる。続く③角田の放ったあたりは二塁手と右翼手の間に落ち、その間に2人の走者が生還。逆転に成功する。

髙井は5回表、先頭に右安を許し、⑧伊藤櫂(中大)を三ゴロに打ち取るも、⑨山本(中大)を四球で歩かせ、1死一、二塁のピンチを広げてしまう。しかし続く打者を併殺に打ち取りこの回も無失点で切り抜ける。
7回表、1死から四球を許し、続く打者に左安を許し、1死一、二塁のピンチを広げられる。ここで香田監督は先発の髙井から中山颯太(地4)へ投手交代。代打⑨安田(中大)を三振に切ると、次の打者の間に一塁走者を牽制死させ、ピンチを切り抜ける。

追加点を奪いたい打線は、8回裏先頭の③角田が右安、④渡邉旭の左安で好機を広げるが⑤西田翔哉(法2)の犠打が併殺打となり、続くリーグ戦初出場の代打⑥鳥山穣太郎(仏3)が三振に倒れ、追加点を奪うことができない。

1点を守り切りたい9回表、8回から登板している仲井慎(法2)に全てを託す。先頭を中飛、続く打者を遊ゴロに打ち取る。2死で⑧佐藤壱(中大)の打球を二塁手角田が丁寧に捌き試合終了。開幕戦勝利を収め、幸先の良いスタートとなった。

◆インタビュー

◆香田誉士史監督

ーー試合終了直後大きく手を2回叩いていたが、どのような思いか
「采配勝負の試合展開で、自身の初戦でもあり、名門駒澤を率いての初戦でもあった。選手が頑張り、つないでこの結果になりホッとした気持ち」

ーー神宮に来る時に胸にくるものはあったか
「あった。公式戦のユニフォームを2、3月は着ておらず、大学以来となり、締まる思いだった。個人的には名誉監督も見ていたので、いい姿を見せたいと思っていた」

ーー選手の集中力や執念が随所に見られたが、どのように見ていたか
「楽しく見ていた。選手と関わる時間が短かったが、選手たちが成長していき、頼もしくなった。そのままを試合で出して欲しかったが、それを出してくれた」

ーー采配勝負の中で継投が大事なポイントだが、中山選手を挟んだ意図は
「右の代打が来たので采配勝負になった。中山は右打者に絶対の自信を持っており、短いイニングなら左打者でも大丈夫だと思い、任せた。イニング中に展開で変えることを決めていたが、良い決断だったし、中山選手から仲井選手にすることも決めていた」

ーー先制された直後の初球エンドランは動かしていこうとしたからか
「いつも通り変わったことではなく、やってきたことなので思い切ってやった。1回目はフライになったため平井選手には申し訳なかったが、チームとしては不思議なことではなく取り組んでいたこと。それが偶然初球になっただけで駆け引きの中でうまくいったのはよかった」

ーー今まであまり試合に出ていない4年生の選手が多かったが、意図は
「意図はない。毎日見ている中で頑張って、体も元気で、キツイこともやって、結果を出してという中での評価であって4年生を使おうとしているわけではない。全員が競争して、今日のスターターであっただけ」

ーー今日はヒットは出なかったが、キャプテンの柳野選手の評価は
「感心している。キャプテンや副キャプテン、松村選手も含めて、行動や態度、姿そしてプレーや声で引っ張ってくれるし、自分にも同級生にも厳しくやってる。信頼があるので皆がついていっている。組織としてできており、任せている。これからもっともっと引っ張っていってもらいたい」

ーー就任してから時間がなく、野手が実績のある選手が残っていない中でチームづくりは
「実績は関係なく、フラットな目で見て経験値や空気、雰囲気などで変な力の入り方になるのは避けたいと思っていた。だが、勝ち取っている選手が出ているし、これからもそうであり、入れ替わったという感覚もない。まだ1試合目だが、粘ったり、ひっついたり、勝負強かったりしているし、全員が競争している。皆が一生懸命なところは感心しているし、技術は足りないところがあるので共にやっていく」

◆角田蓮(法4)

ーータイムリーを含む3安打だったが、振り返って
「打順は3番だが、自分は良いバッターだと思っていない。リーグ戦が始まる前からチームを勇気づけられるプレーをしてようと決めていたので迷いはなかった」

ーー3回の打席の狙いは
「オープン戦から甘いボールを積極的に打つことを続けてきた。リーグ戦で思い切っていけることが結果につながる部分で大事だと思うので今日それができたのはよかった」

ーーベンチの雰囲気も良かったが、声掛けは
「スタメンもベンチも関係なく、全員でワンプレーに入っていって伝えていこうとした。ミーティングを数多く行った。ピッチャーは目立った選手がいるわけではないため、チーム全員で声を掛けた」

◆仲井慎(法2)

ーー苦しい場面を凌いでの勝利だが
「開幕戦に向けてオープン戦から準備をしてきた。監督も初めての公式戦で、開幕戦を勝利できたことは嬉しい」

ーー自分の成長や手応えを感じているところは
「今日は抑えられたが、より高いレベルにならないといけない。今後成長しないといけないと思うので結果に満足せず、より上を目指したい」

執筆者:武藤亘輝

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